コンプライアンスを遵守する! 企業を運営していくために

コンプライアンス経営

コンプライアンス経営とは

コンプライアンスとは法令遵守という意味ですから、コンプライアンス経営とは、文字どおり法令遵守の経営ということになります。しかし、法律や規則を守っていれば何をやってもいいのかというと、もちろんそうではありません。

法律や規則を守っていても、企業の活動が市民の生活を害したり、消費者の利益を損なったりする出来事がたくさん起こっています。それは法律や規則には定められていないけれども、社会の一般常識、市民の生活感覚からすれば、倫理にはずれた行為として非難されるからです。

したがって、企業は単に法令を遵守するだけではなく、企業自らが自主的な倫理感覚を育てて、社会に有用な企業活動を積極的に行っていかなくてはなりません。それがコンプライアンス経営ということです。

21世紀になって、生活環境の安全ということが強く言われるようになりました。消費者は、体の健康や生活環境の安全を損なうような商品や製品には拒絶反応を示して、そのような商品や製品を作っている企業に対して不信感を抱いています。消費者の信頼を失っては、企業活動はうまくいきません。消費者の期待と信頼にどう答えていくか、それを考えることがコンプライアンス経営の一つのありかたです。

コンプライアンス経営は、社内の従業員対策についても必要です。なぜなら、従業員が不祥事を起こさないよう、社内できちんと統制できる体制を整えて、企業倫理を徹底させなければならないからです。そのためには、まず経営のトップがはっきりとした目的意識を持たなければいけません。