コンプライアンス経営
コンプライアンスオフィサー
コンプライアンス経営を実行するには、社内に法令を遵守する内部統制の体制をきちんと作らなければなりません。コンプライアンス・オフィサーとは、その責任者となるために必要とされる民間資格です。コンプライアンス・オフィサーには、コンプライアンス実現のための幅広い知識と判断力、自ら率先して組織をリードしてゆく能力が求められます。
コンプライアンス・オフィサーになるには、認定試験を受けなければいけません。日本コンプライアンス・オフィサー協会が主催する認定試験は、毎年6月と10月に行われています。
試験科目は金融と保険にわかれ、金融では、金融機関とコンプライアンス、金融取引とコンプライアンスなどの問題が、また保険では、保険契約の募集・締結・保全におけるコンプライアンス、資産運用におけるコンプライアンスなどの問題が出されます。主として金融機関で働く人たちのコンプライアンス知識を認定する試験ですが、金融業界以外の人にとっても役立ちます。
そのほか、コンプライアンス・オフィサー認定機構でも、認定試験に合格すれば資格を取ることができます。試験は毎年7月と12月に行われ、企業経営と企業倫理、コーポレートガバナンスと内部統制、企業法務・コンプライアンスの基礎の3科目が出題されます。受験資格に制限はありませんが、資格認定には3年以上の社会人としての実務経験が必要です。
コンプライアンス経営で内部統制を徹底させるなら、その責任者はコンプライアンス・オフィサーの資格を取るようにしましょう。